平成28年度 第31回松江プラバ音楽祭
プラバホールで聴く プレミアムなひととき
旋律と朗読が織りなす「音楽と物語の世界」
ピアノ:舘野泉 朗読:草笛光子
9月10日(土)14:00開演(13:30開場)
松江市総合文化センター プラバホール
旋律と朗読が織りなす「音楽と物語の世界」

Program
プログラム

バッハ(ブラームス編):シャコンヌ
光永浩一郎:サムライ(舘野泉に捧げる)
ノルドグレン:小泉八雲の『怪談』によるバラードⅡより☆
       「振袖火事」「忠五郎の話」 
吉松 隆:KENJI・・・宮澤賢治によせる☆
     オホーツク挽歌より/銀河鉄道の夜より・・・ほか
(舘野泉に捧げる/「舘野泉左手の文庫(募金)」助成作品)

☆語り:草笛光子 演出:栗原 崇

*都合により曲目など内容を変更する場合がございます。予めご了承ください。

小泉八雲と宮澤賢治の世界

 草笛光子さんと一緒に、昨年秋から吉松隆作曲「KENJI̶宮澤賢治に寄せて」の公演を全国各地で続けている。東京と南相馬の公演は既に終わり、6月には札幌、仙台、大阪、秋には松江と福岡へと続く。宮澤賢治の「宛名のない手紙」を携え「オホーツク挽歌」「星巡りの歌」、そして「銀河鉄道の夜」へと宏大な旅をしていく我々は一体どこへたどり着くのだろう。遠く宇宙の涯かもしれないし、着地するのは以外と自分の心なのかもしれない。
 松江で我々がもうひとつの演目としている《小泉八雲の『怪談』によるバラードⅡ》から、今夜は、「振袖火事」と「忠五郎の話」を朗読とともに聞いて頂く。ふたつとも八雲の怪談としては、いままであまり知られていなかったものであるが、「振袖火事」は非常に劇的な起伏に富み、一方「忠五郎の話」は忍び寄る怪奇の世界を見せてくれる。ノルドグレンが晩年に作曲したこの音楽は迫真の力を持っている。
  幾つになっても若々しく美しい草笛さんを鯨に例えたらお叱りを受けるかもしれないが、ミュージカルや映画演劇などの大きな世界をくぐり抜けてきた草笛さんは、大海原を悠々と泳ぐ鯨のように、自然でおおらかでまっすぐである。一緒に演奏をしていると、自分自身も鯨のような気持ちになるので、我々の演奏は二頭の鯨が数知れぬ波頭を乗り越え、深海に潜るようなものかもしれない。
 ピアノ・ソロの二作、《サムライ》は、熊本の作曲家光永浩一郎の入魂の作品。バッハ/ブラームスのシャコンヌと合わせてお聴きいただきたい。

舘野 泉

チケット

全席指定(税込)
【S席】一般6,700円/学生3,300円
【A席】一般6,100円/学生3,000円
【B席】一般4,700円/学生2,300円
【C席】一般2,600円/学生1,300円

個別発売 7月10日(日)

※詳細はこちらからご覧ください→ チケット購入

*障がい者の方とその介助者は、1割引となります。チケット購入時に手帳をご提示下さい。
*未就学児の入場はできません。おやこ室か託児をご利用ください。但し、託児は1週間前までにプラバホールまでご予約下さい。(2歳児~小学2年生・無料)

Profile
プロフィール

舘野 泉(ピアノ)
1936年東京生まれ。60年東京藝術大学首席卒業。64年よりヘルシンキ在住。68 年メシアン・コンクール第2位。世界各国で行った演奏会は3500回を超え、世界中の聴衆から熱い支持を得る。02年脳出血により右半身不随となるが、04年「左手のピアニスト」として復帰。シベリウス・メダル(06年)、旭日小綬章受章(08 年)、東燃ゼネラル音楽賞本賞(12年)ほか受賞歴多数。06年左手作品の充実を図るために「舘野 泉 左手の文庫(募金)」を設立。以降、積極的に委嘱作品を発表し続けている。12年以降はベルリンやデュッセルドルフほかドイツ各地、パリ、トゥールーズ、ウィーン、ブダペスト、チェコやフィンランド、エストニア、モンゴルなどの各地でも公演を行っている。左手ピアノ音楽の集大成「舘野 泉フェスティヴァル~左手の音楽祭2012-2013」では独奏曲から室内楽作品の数々を全16 回の演奏会で紹介し、自身に奉げられた3つのピアノ協奏曲で完結。14年ベルリン・フィルハーモニー・カンマザール、15年パリでのリサイタルは全聴衆総立ちのスタンディング・オーベーションで讃えられた。著書『ひまわりの海』(求龍堂刊)『ソリストの思考術/舘野 泉の生きる力』(六耀社刊)『命の響』(集英社刊)ほか。最新CD「サムライ」(エイベックス・クラシックス)は『レコード芸術誌』の特選盤に選ばれる。
南相馬市民文化会館(福島県)名誉館長、日本シベリウス協会最高顧問、日本セヴラック協会顧問、サン・フェリクス=ロウラゲ(ラングドック)名誉市民。
舘野 泉公式HP http://www.izumi-tateno.com

舘野泉
草笛光子
神奈川県横浜市生まれ。
1950年、松竹舞踊音楽学校を経て、松竹歌劇団入団。53年、松竹から映画デビュー。59年日本テレビ「光子の窓」で人気を得、その後着実に実力派女優として様々な舞台で充実した活動を広げる。テレビ、映画、舞台ともに代表作は多く、99 年紫綬褒章、05年旭日小綬章を受章。1人芝居「私はシャーリー・ヴァレンタイン」などで、芸術祭賞を3度受賞。また、「和宮様御留」「女たちの忠臣蔵」で、菊田一夫演劇賞、「エイミィズ・ヴュー」「ウィット」で読売演劇賞優秀女優賞、98年にNHK 放送文化賞を受賞している。主な作品として、舞台では「火刑台上のジャンヌダーク」「ラ・マンチャの男」「シカゴ」「ハムレット」「光の彼方に」、映画では「老親」「雪に願うこと」、テレビでは「八代将軍吉宗」「あぐり」「葵・徳川三代」「利家とまつ」「菊次郎とさき」「熟年離婚」「どんと晴れ」「まれ」等がある。今年のNHK大河ドラマ「真田丸」には、信繁の祖母役(とり)として出演している。著書に自分史『いつも私で生きていく』(ベストセラーズ刊)ほか。
草笛光子

臨時バス

公演終了後プラバホール前より松江駅行きの臨時バスが発車いたします。

アクセス/駐車場

松江市総合文化センターと松江生協病院の有料駐車場をご利用の方は、駐車券をプラバの認証機に通すと、一律200円になります。なお、台数に限りがありますので、できるだけ公共交通機関をご利用ください。

主催

松江市・松江市教育委員会・NPO法人松江音楽協会